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【ネタバレ有】FF15クリア。今後の展開への願いも込めて感想を書きます。

FINAL FANTASY15のメインストーリーをクリアしました。

色々と語りたいことが多すぎて、しかしSNSで呟く訳にもいかないので

勢いでブログを開設してしまいました。

 

映画版、アニメ版、過去の各トレーラーを見た上での感想です。

良いところも悪いところも含め綴らせていただきます。

 

※以下、映画版含む盛大なネタバレ有。

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序盤:★★★★★(※この星はテンション・満足度の意味合いが強いです)

前情報でも色々と騒がれていた男4人レガリアの旅。

釣りに料理にキャンプ。散策したり写真を撮ったり食べ歩きをしたり。

一日の終わりには、その日プロンプトが撮った写真を眺めて、

イグニスが作ってくれるご飯を皆で囲むという流れが素晴らしく、

本当に仲間と旅をしている感覚があり楽しかった。

 

グラフィックに注目しがちですが音まわりも素晴らしく、

ボス戦の終わりやチョコボの歩く/走る、建物の中/外

などの音楽の自然な遷移にはとても感動いたしました。

 

確かに、あまりに一行が呑気なので

映画版を見たあとだと若干複雑な心境(笑)にもなりますが、

ノクトたちは(規制された?)報道でしか王都の状況を知らないわけですし

「いまいち実感がわかない」のが正直なところなのかなと。

 

強くて頼れる兄貴分のグラディオラス、

ド真面目に見えて意外と観光もしたがる料理上手のイグニス

ムードメーカーで写真と動物が好きな友人プロンプト、

そして一見クールな「興味ないね」系かと思いきやお人好しで素直なノクティス。

 

このままストーリーを進めたくないと思う程度には

この世界での、そしてこのメンバーとの旅を気に入っている自分がいました。

(本当にストーリーを進めなければよかった)

 

中盤(オルティシエ~Chapter13)★★★☆☆

雲行きが怪しくなったのはここからでした。

オルティシエの街並みは美しく、

道がやや複雑ですが、個人的には路地裏なんかも好きなので

隅々まで散策するのが楽しかった。

 

しかしながら、 

ルーナって死ぬ必要ありましたか?

 

結果的にラスボスへのヘイトを高めてはくれましたが

本当にそれだけの目的で退場させられてしまった印象です。

彼女との幼少期の思い出が映し出されたり、

アンブラによる交換手帳で「特別な存在」っぽさはあるものの

ゲーム内で直接関わることの無かったプレイヤーは正直おいてけぼり。

映画版での頑張りを知っていたので悲しみこそ味わいましたが……。

 

そしてこの時は「死体が見つかっていない」という情報に

「これは物語の佳境でワンチャンあるで」と思っていました。→無かった。

 

Chapter13については、あれほど着けるのをためらっていた指輪を、

「なんか武器召喚できないから着けるしかない」

的な流れで着けさせてしまったことに閉口しました。

映画でも様々な人物がその指輪に魅せられ、そして命を落とす者もいた、

そんな恐ろしい指輪です。

ノクトは王家の人間なのでいつ着けても大丈夫だったかもしれませんが、

きっと「自分は本当に王の器だろうか」という葛藤があったからこそ

グラディオに責められてもすぐには決断できなかったはずです。

それが「なんか流れで」で着けてしまっては、

一体その前のギスギスは何だったのかということになります。

オーメントレイラーのように、帝国の武器を奪って

応戦する、ではどうして駄目だったのでしょうか。

 

また、急にぶち込まれた割には特に何も起きなかった

プロンプトのカミングアウトや、

映画版であれほどレギスを憎んでいたレイヴスの心理描写が無さすぎて

突然「ノクトに剣を渡すんだ!」と言われても(死んでるけど)、

ただの情緒不安定な人になってしまっていて残念でした。

 

ラスト:★☆☆☆☆

ラスト、本当は星一つもつけたくないくらい納得がいっていません。

ただ、ここまで苦楽をともにしてきた仲間たちのことを想って★を付けました。

キャラクターに罪は無い。

 

エンディングの話に入る前に、一度ノクトたちの目的を整理します。

「国を奪われてムカついたから、王としての力を蓄えて取り戻す」

→帝国は既にラスボスによって滅ぼされていました

「その上で、今度こそルーナと結婚式を挙げる」

→ルーナは死んでしまいました

 

もう実はこの時点でノクトたちが旅を続ける理由は無いに等しい。

たまたま 仲間を助けに向かった先で

シガイについて(これも散らばっている文書を調べないとわからない)知り、

ラスボスの目的を聞かされる。

 

そして突然バハムートから

「世界に光を取り戻すために犠牲になって死ね」

と告げられるのです。

いきなり告げられただけです。

たったこれだけで、「はいそうですか」となりますか。

覚悟なんて一体どう持てというのか。

ゆくゆくルシス王になった暁には、父のように身をすり減らし

魔法障壁で国を守る立場にあったノクト。

でも、ルシス以外の世界も全部救えってそんな話初耳です。

それも自らの死をもって。

この時のノクトの困惑の表情が忘れられません。

 

一方、ラスボスの目的は

「真の王となったノクトを殺し、ルシス王家へ復讐すること」。

そのためにも、ノクトが自発的に真の王を目指すようになるための

舞台をせっせと作り上げていました。

こちらは目的が一貫しているのでまだわかります。

ただ、ラスボスがそこまでの思考に至った過程を

ちょっとした映像ででも見せてくれたら……と思いました。

ただ「大昔にこんなことがあったんだよ」と会話で説明するだけなので

悲劇感が非常に薄い。

 

確かに、ノクトは王として力をつけるためにやることはやりました。

が、

六神と会い召喚を得る

王家の武器を集める→しかしなぜか集めてない武器まで登場

10年間クリスタルで(?)過ごす→その間どういう状況だったのか全く不明

という状況で、結局ノクトがより強くなった実感も何もありませんでした。

レギス王のように、ゆったりと歩きながら数々の武器が

敵めがけてすっとんでいき強力な連続攻撃をお見舞いする……

そんなスーパーノクトを期待してしまいました。

 

ノクトを最後の役目に向けて送り出す時、

それまで、気楽な友人のように接していた3人が

「陛下」とかしずくシーンには感動がありました。

ただ、前日のキャンプでノクトが「やっぱつれぇわ」と本音を吐露したように、

この場でも、誰か一人でもいいから、かしずいた後に

「でも、王だとかそんなものは関係ない!きっと他の方法があるはずだ!」

と、言って欲しかった。

同じように「自己犠牲によって世界を救う旅」だったFF10では、

仲間が、その運命に抗うことを決意し行動しました。

だからこそ、結果的に主人公はああなってしまっても納得がいきました。

あの時くらいは、「王とは犠牲になるもの」なんて建前はいいから、

物分かりの良いルシス国民じゃなくて、共に旅をした友人として、

言葉をかけてくれていたら……と思ってしまいました。

 

Chapter13やストーリー補完についてのアプデが決定していますが

あのエンディングのままもう一周という気持ちにはなれません。

あんな結末のために、もう一度この4人に

辛い想いをさせる気にはなれません。

 

クリア後も「過去のルシス」にてサブクエはできますが、所詮 過去は過去。

いくら彼らが強くなろうと、武器を得ようと、

彼らにはその先の未来がないのだと思うと全くやる気が起きません。

王都の復興に奮闘しつつ、他地域のハンター稼業もこなしつつ、

未来に向かって生きるノクトたち4人の姿が見たかった。

それがChapter15であってほしかったです。

 

アンブラ、時間を巻き戻せるなら

彼らをオルティシエに行く前まで連れて行ってくれ。

プライナ、ゲームでは全く出番がなかったけれど

過去に戻った彼らを、並行世界へ導いてくれ。

そして今度こそ結婚式は 生きて、笑顔の仲間に囲まれて。

 

 

なんだか悪かったところが目立つ感想になってしまいましたが、

世界観とキャラクターと序盤の旅、そして映画とアニメが素晴らしいだけに、

このゲームを嫌いになることはできません。クソゲーとも思いません。

それだけに、感動ではなく、ただひたすらに虚しいだけ

という感想になってしまったことが非常に悔しいし悲しい。

もし見落としている設定や、ここはこうじゃないかというご意見があれば

ぜひお聞きしたいです。

 

 

ちなみに自分が購入したのはこちらの特装版です↓

映画「KINGSGLAIVE」は本当に素晴らしかった。どうしてこうなった……